ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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質問箱で「人とどうやって話せばいいか」 と人見知りの方が聞いていた。

人と話そうとすると緊張するのかもしれない、 うまく言葉が出なくなるのかもしれない。

私なりに考えてみた。

 

まず、人見知りである、初対面のハードルが高いと読む。

となれば、顔見知りの人間も少なからず居るのではないか?

その顔見知りの相手に会話の練習をお願いする。

 

協力してくれる友達がいれば最幸だが、家族でも良いし、 鏡で練習しても良い。

練習の前に会話をマニュアル化しておく。

電話対応するマニュアルのように、 会話の流れを決めてしまうのだ。

 

挨拶、天気、健康辺り、共通の話題(学校、職場) を押えておけば良いはずだ。

もちろん、マニュアル通りに会話が進まない。

そのための練習だ、 パターンを数通り予想して引き出しを作っておくことと、 予想外の返しに対しての自分の反応を考える。

 

そうしてある程度の練習をしたら、実践する。

しかし、何よりもこの実践がしんどいと想像する。

人見知りなのだから、最初の一言で躓くのではなかろうか?

 

練習を何度もしたのにいざ挑んだら、 挨拶もできなかったと凹みそうだ。

これは「どうしたら勇気が持てるか?」 という質問でもあるだろう。

「勇気」とは「蛮勇と臆病の中間」である、 というのが中庸の考え方だ。

 

何もかも恐れずに突き進むのは、何も考えておらず、 何かを傷付けていく「蛮勇」。

すべてに怯えて、考え過ぎて、何もできない「臆病」。

「勇気」はこの中間、十分に考えて、その上で突き進むものだ。

 

会話のマニュアルを作り、練習を重ねる。

そこに疑問が出るだろう、 何で練習してまで会話をしようとするのか。

その疑問が自分の中で納得できるものであれば、 最初の勇気はできるのではないだろうか?

 

十分に練習した、そう思えたなら、一歩踏み出す。

失敗もするかもしれないし、凹むことも当然あるだろう。

しかし、その一歩は人見知りのあなたにとって賞賛すべき一歩だ。

 

頑張って欲しいとは思うが、無理もしないで欲しい。

できるところからやっていけば良い。

あなたの良さが分かる人に伝われば大成功なのだから。

 

勇気を持って話しかける、 そのために自分がどうして話したいのか整理する。

以上を回答としたい。